J-REITの利回りが株より高い理由は?

株式会社の「配当金」は、J-REITでは「分配金」に当たります。現在、多くのJ-REITの分配金利回りは約3%~7%(※1)。株式投資でも高配当銘柄はあるが、J-REITの場合は仕組み上、株式よりも高配当になりやすいのです。

この図は、個人投資家が株式会社から配当をもらう場合です。株式会社が稼いだ所得から「法人税」が引かれ、今後の事業計画やリスク回避のための「内部留保」を引かれ、残りの利益が配当金として支払われます。

ところが、J-REITの場合は「収益の90%超を分配する」などの条件を満たせば、法人税がかかりません!

「内部留保」しないので、収益がほぼそのまま分配金として投資家に支払われるます。この仕組みの違いから、J-REITは一般の株式に比べると、「高い分配金」を得やすい金融商品と言えるのです。

そして、ほとんどのJ-REITは年2回決算なので、分配金も年2回支払われます。株の配当金の場合は年1回が多く、中間配当をくれるところもあります。

J-REITを買う前にどの銘柄を買うかの調査はしますが、買ってしまえば、ほったらかしで分配金が入ってきます。

入居者さんからの突然の電話も、リフォームや修繕も、入退去の対応も必要ありません。ボロ戸建やアパートを買って20%の高利回りを稼ぐことに比べると低いが、何もしなくて3~7%の利回り(インカムゲイン)は高いと思いませんか?

ちなみに、実物不動産や株式投資のように、J-REITでもキャピタルゲイン(売買益)を狙うこともできます。でも、私の場合、利回りが高いJ-REITは家賃と同じで、インカムゲインがメインと考えています。


※1:今回のコロナ禍で分配金を大幅に引き下げ、分配金利回り3パーセント以下のJ-REITもあります。

タイトルとURLをコピーしました