前回の続きです。J-REIT投資の方法には3種類あり、その3番目です。

③「J-REIT 投資信託」
J-REITを投資対象に含む「投資信託」を購入する方法です。
東証REIT指数に連動する投資信託や、J-REITだけでなく株式や債券にも投資しているバランス型の投資信託を選んで購入することもできます。
投資信託(以下、投信)は、1,000円台から購入できます!投信の場合は、毎月一定額ずつ購入していくドルコスト平均法で積み立てる方法がおススメです。
ドルコスト平均法とは、「毎月1万円ずつ」といったように、毎月同額で投信などを買っていく方法です。
例のように、毎月1万円ずつドルコスト平均法で買い続けると、投信の基準価額(その時の投信の時価)が下がって安い時には購入口数が多く買うことができます。反対に、基準価額が高い時には、買える購入口数が少なくなります。
月によって買える口数はデコボコしますが、安いときに多く買えているので、最終的には平均買付金額が低くなるメリットがあるのです。
コロナショックの影響で、若い世代がネット証券口座開設が急増したのは、株や投資信託が下がった今を好機に始める人が増えたためでしょう。
ところで、注意しなければいけないのは、投信には分配金を出すタイプと出さないタイプがあります。
分配金を毎月出すように設計された投信は、例えば定年後に毎月のお小遣いとして使いたい、といったニーズの方には便利です。
でも、分配金を出さないタイプは、その分を「再投資」に回して複利効果で増えていきますので、資産を増やしていきたい場合におススメです。